JFEフレームキットは住宅用のシステム鉄骨部材です。
その最大の特徴は、鉄骨造の良い点を活かしながら自由な設計と大きな空間がとれるところです。
つまり在来工法や2×4にできない空間設計ができることにあります。
その顕著な例が室内の耐力壁(地震や台風に抵抗する構造体)や柱を少なく設計することができる点があげられます。
これからの住宅に求められるものは、安全性と長寿命、そして住みやすさです。
当たり前のようなことですが、現実には阪神大震災やシックハウスの問題、欧米に比べ半分以下の住宅 寿命など問題があります。
土地神話が崩壊した今、資産価値の高いストック(資産)住宅が求められています。
プレハブメーカーなど住宅を供給する側のイメージ戦略にとらわれてきた時代から、自らのライフスタイルや価値観を反映した家づくりが行われる時代になると考えています。
構造体(骨組)を地震や台風の安全性だけと思っている方が多いようですが、構造体の安全性はもちろん、長寿命や住みやすさも大きくかわっています。特に住みやすさは空間設計に大きく左右されます。その空間をつくり出すのは、あとで取り替えが不可能な構造体です。
当社では、予め鉄骨部材に木を貼り付けます。理由として、後の作業効率に影響がでるからです。
例えば、壁や床、天井を造作する場合、下地(胴縁)は基本的「木」で造作します。
接合部が 鉄+木の場合
木+木の場合
どちらが素早く作業できるか
木材同士の方が素早く接合できますね。
つまり同部材接合の方が、異なった部材接合よりも作業がしやすく、また私たちは「大工」ですから、木材を扱うのはお手の物です。
今の時代、材料代より人工(にんく・・・人の手間)の方が割高です。
いかに効率よく作業するのかが、コストダウンの鍵につながります。
また当社では、下地材(胴縁)とボードには必ずボンドを塗布します。ビス止めや釘打ちだけでは、将来ボードが浮き上がってくる可能性があるため、その予防として行っています。
その点からみても、下地材や柱など木で覆われていた方がいいためです。
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